中学受験対策の暗記力アップの方法とは・・・
中学受験対策としては、覚えるべき知識が小学4年生から一気に増えます。しかし、ただ量をこなすだけでは定着せず、テスト本番で思い出せないことも少なくありません。大切なのは「覚え方の質」を高めることです。当塾では、暗記を“作業”ではなく“理解とアウトプットの積み重ね”として指導しています。宿題の中で、«自分で説明をしてくる»という項目があります。宿題の問題を解いて、答えを出した過程を誰かに説明をしてくる・・・それが、鏡でもぬいぐるみでも構いません。言葉に出すということが大事だと考えています。
暗記問題で効果的なのは 「意味づけをして覚える」 ことです。社会の語句や理科の用語は、背景や理由とセットで理解すると長期記憶に残りやすくなります。「なぜそうなるのか」を一言でいいので添えるだけで、記憶の引き出しが増えます。引き出しが増えると、いざというときに、答えを出す道しるべとなり、考えているうちにひらめくこともよくあることです
よく言われるのが「小分けにして覚える」 こと。長時間の暗記は集中力が続かず効率が下がります。5分×数回のほうが定着率は高く、特に小学生には効果的です。短い時間で“できた”を積み重ねることで、暗記への苦手意識も薄れていきます。
さらに、暗記で最も重要なのが 「アウトプット」 です。覚えたことを声に出す、ノートに書く、誰かに説明するなど、思い出す行為そのものが記憶を強化します。当塾でも、「どうやって導き出したの?」「どこから答えを見つけたの?」とお子様にお聞きしています。そうすることで、どうやって道筋を導き出すのかを自然と覚えていただけると思うからです。
最後に 「復習のタイミング」 を整えること。翌日・3日後・1週間後の3回復習するだけで、記憶の定着は大きく変わります。家庭学習でも取り入れやすい方法です。ぜひやってみてください。しかし、思い出せなかったからといって責めることはNG。何度も繰り返す作業を楽しんでやってみてくださいね。
暗記は才能ではなく、正しい方法で誰でも伸ばせる力です。もちろん、最初から覚える力が大きいお子様もいらっしゃいますが、それは一握りのことです。お子様一人ひとりに合った覚え方を見つけながら、受験に必要な“確かな知識力”を育てていきましょう。

