自習時間の塾生さんと楽しい会話
塾での自習時間は、ただ勉強を進めるだけの時間ではなく、子どもたち同士の関わりや、学びへの姿勢が自然と育つ大切な場面でもあります。特に、学年や学校が違う塾生同士が“なかよし”になっていく瞬間は、教室全体の空気を温かくし、学習意欲にも良い影響を与えます。自習中、上級生が下級生に声をかけてあげたり、分からない問題をそっと教えてあげたりする姿は、まさに塾ならではの成長の証です。大人が指示しなくても、自然に「お世話する側」と「助けてもらう側」が入れ替わりながら関係を築いていくのは、学校とはまた違う学びの文化が根づいているからこそ生まれる光景です。
もちろん、ドリルを解いたり検定問題に取り組んだりしているお子様もたくさんいらっしゃいますが、学校の宿題が終わると、学力以上に大切な「生きる力」につながる時間を過ごすことも多くあります。お子様たちは自習の中で、勉強の仕方だけでなく、人との距離感や思いやりも学んでいくため、例えば、静かに集中している友達の邪魔をしないように気を配ったり、困っている人に気づいて声をかけたりする行動を見ることがありますが、そういうときにお子様たちの成長が見てとれます。塾生同士が仲良くなることで、教室全体が安心できる場所になり、ご入塾すぐのお子様も自然と輪に入れるようになと思います。
講師としては、お子様たちの自主的な関わりをそっと見守りながら、必要なときだけサポートする姿勢が大切だと考えております。今日も、読書をしたい塾生さんのサポートをしながら、お子様と楽しそうに笑い合っている様子を見ました。それは、とても和気あいあいとした雰囲気で、周りのお子様たちも一緒に優しい空気に包まれているようでした。自習時間に生まれる小さな交流は、お子様たちにとって安心して通える第二の居場所になっていくのではないでしょうか。自習の時間こそ、塾の魅力が最もよく表れる瞬間なのかもしれませんね。


