数学で上位を狙う!小6さんも先取でGO!

 中学受験が終わったら一休み・・・そう思いたい気持ちも大変よく分かりますが、すでに中学1年生の学習について、他の同級生との戦いが始まっています。当塾でも、2月より小学6年生さんたちが、中学1年生の数学や英語などを予習し始めます。小学校の勉強で、算数が得意なお子様も、中学生になると数学が苦手になるケースも多々あります。その理由は、数学と算数には大きな違いがあるからだと思います。

 数学と算数の大きな違いとして、「扱う世界の広さ」と「求められる思考の深さ」があると思います。算数は、日常生活で使う数量や図形を題材にし、正しく計算して答えを出す力を育てる教科です。買い物、時間、速さ、割合など、目に見える具体的な場面を数で処理することが中心で、生活に直結した“実用の学び”といえるでしょう。一方で数学は、なぜその計算でよいのかなどを考え、どんな場合にも成り立つ法則は何かを論理的に説明し、一般化していく学問です。そのため、文字式、関数、証明などを通して、目に見えない構造や規則性を捉える“抽象の学び”へと進みます。

 小学6年生から数学を予習として始めることには、算数から数学への“橋渡し”をスムーズにする大きな利点があります。中学数学では、正負の数・文字式・比例と反比例・方程式など、抽象的な内容が一気に増えます。これらは初めて触れると戸惑いやすい単元ですが、6年生の段階でゆっくり体験しておくことで、抽象的な考え方に自然と慣れ、入学後の授業が復習として理解できるようになります。また、最初の定期テストで点が取れると「数学はできる」という自信が生まれ、その後の学習意欲に大きく影響します。さらに、数学を先取りすることで算数の理解も深まり、割合・速さ・図形などのつながりが見え、応用力が伸びます。中学1年生の入学式まであと約2か月・・・論理的に考える力や問題解決力を育てることで、他教科の学習にも良い影響を与えるでしょう。小学6年生の今頃は、数学への移行を無理なく始められる最適な時期といえるでしょう。